「STEPNって稼げないの?具体的にどのくらい稼げるのか教えてほしい。」
「前は稼げるって言われてたけど、どうして稼げなくなったの?」
本記事はこのような人におすすめです。
STEPN|今は全盛期ほど稼げない
今の STEPN は全盛期ほど稼げないです。
では「全盛期はどのようにして稼いでいたのか」というと基本的に以下2つです。
それぞれ解説します。
歩いて GST を稼ぐ
全盛期の STEPN は「歩いて GST を稼ぐ」が基本的な稼ぎ方でしたね。
なので GST価格が高ければ、それだけ日本円に換算した時の稼ぎも増えます。
では歩いて GST を稼ぐだけでどのくらい稼げたのか見ていきましょう。
下記は GST価格
- 過去最高値:1,345円(2022年4月29日)
- 過去最低値:1.2円(2023年10月19日)
- 現在価格:6.9円(2024年3月17日)
※GST(SOL) の価格
GST の過去最高値は1,345円です。
これは1日 100 GST を稼ぐだけで 13万4,500円、30日で約400万円を稼げる計算になりますので「全盛期の STEPN は大金を稼げた」と言っても過言ではないと思います。
ですが現在は 1 GST = 約7円とかなり暴落しているため「現在の STEPN は全盛期よりも稼げない」と言えますね。
実際の稼ぎを公開
下画像は実際に歩いて獲得した GST です。
この日は 14エナジー消費(70分の散歩)で 177 GST の獲得です。
2022年8月16日のGST価格は 8円なので、1日1,416円の稼ぎとなります。
ちなみに全盛期STEPNの場合 1GST = 1,345円でしたので、177 GSTを獲得すると 23万8,000円の稼ぎです。
こう見ると現在の STEPN はかなり稼げなくなっていますよね。
Mintで増やしたスニーカーを売却して稼ぐ
STEPN では GST で稼ぐ以外に、Mint で増やしたスニーカーを売却することでも稼ぐことができました。
下画像は 2022年5月14日時点のスニーカー最低価格です。
この時のスニーカー最低価格は約13 SOLなので、円換算すると 84,500円になります。(SOL = 約6,500円)
当時の Common スニーカー同士の Mint費用は以下
【当時のMint費用】※Common × Common の Mint 100 GST(約38,500円)+ 40 GMT(約8,000円) Mint 費用合計:46,500円 ※1 GMT = 200円 / 1 GST = 385円(2022年5月14日の価格)
Common同士の Mint 1回分の費用は当時の相場で 46,500円です。
これを元に Mint の利益を計算すると以下のようになります。
【Mint 利益】 Mint 費用:46,500円 スニーカー最低価格:84,500円 84,500 - 46,500 = 38,000 Mint 1回の利益:38,000円
Mint で生み出された Common スニーカーを売却すると最低 38,000円の利益となります。
さらに当時はミントスクロールのような Mint を制限する仕組みはなかったので、お金さえあればいくらでもスニーカーを増やして売却することが可能でした。
そのため Mint を何度も繰り返し行うだけで大金を稼いでいた人も多いと思います。
というか Mint益が出過ぎてほとんどの人が GST を利確しなかったおかげで GST価格が暴騰していたとも考えられます。
このように Mint でも毎日数十万〜数百万円ほど稼ぐことも可能でしたので全盛期 STEPN は異常でしたね。
ちなみに現在はミントスクロールの導入によって Mint を無制限に行えなくなり、ダイナミックミンティングコスト(DMC)によって爆益も出ない仕組みになっています。
現在の STEPN で Mint利益はほぼ出ない。
STEPN|稼げなくなった理由 2選
ここまでで全盛期 STEPN がどのくらい稼げていたのかわかってもらえたと思います。
ではなぜ現在の STEPN は全盛期ほど稼げなくなってしまったのでしょうか。
原因を考えてみました。
ユーザーがSTEPN内で GST/GMT を再投資しなくなった
STEPN が稼げなくなった原因の一つとして、ユーザーが STEPN内で GST/GMT を再投資しなくなったという事が考えられます。
要するに、稼いだ GST を STEPN内で利用せずに換金・出金してしまうようになったということですね。
GST/GMTの再投資はかなり重要
STEPN内で GST/GMT を再投資するとそこに利用された GST/GMT はバーン(焼却)されます。
GST/GMT がバーン(焼却)されると、市場に流通する GST/GMT の数量が減りますよね。
すると下記のようなことが起こります。
1. 市場に流通する GST/GMT の量が減る 2. GST/GMT の希少価値が高まる 3. 価格が上がる
このように多くのユーザーが STEPN内で GST/GMT を再投資(バーン)すると GST/GMT の価格が上がります。
ですが多くのユーザーが GST/GMT を換金・出金するようになると以下のようになります。
1. 市場に流通する GST/GMT の量が増える 2. GST/GMT の希少価値が下がる 3. 価格が下がる
このように多くのユーザーが GST/GMT を再投資(バーン)せずに換金・出金するようになると市場に流通する GST/GMT の量も増え、希少価値が下がり、価格も下がるということになります。
もちろん GST/GMT を換金してはいけないというわけではありませんが覚えておきましょう。
GST/GMT を STEPN内で再投資してバーンしないユーザーが増えると、通貨の希少価値が下がり価格も下がる。
そもそもなぜ再投資しなくなったのか
最初は順調にいっていた STEPN ですが、なぜ再投資する人が減ったのか、気になりますよね。
STEPN バブルが崩壊するきっかけになったのが、2022年5月27日にあった「STEPNは中国でのサービス提供を中止する」という発表だと思います。
この時から GST や NFTスニーカーの暴落の勢いが増し、それを見たユーザーは再投資などしている場合ではなくなります。
みんな早く原資回収しないと大損してしまいますからね。
おそらくこのようにして STEPN の通貨・NFTが暴落していき稼げなくなったと考えられます。
新規ユーザーが減少した
STEPNが稼げなくなったもう一つ原因は、新規ユーザー数の減少です。
一見関係ないように思えますが、新規ユーザーはかなり重要な要素になります。
新規ユーザーは絶対にスニーカーが必要になるので「新規ユーザー数 = スニーカー需要」と考えても過言ではありません。
このように全盛期STEPNでは良いサイクルが周りバブル状態になりました。
ですが新規ユーザーも無限にいるわけではありませんし、そもそも怪しい稼げるアプリに参入する人も少数派ですよね。
その少数派の新規ユーザーも一時的に大量に参入してきただけで、時間が経てばその勢いも落ち着いてきます。
そうなると下記のようになります。
このようにガンガン GST とスニーカーが暴落して現在に至ります。
まとめ
今回は「現在の STEPN は具体的にどのくらい稼げるのか」「現在の STEPN が稼げなくなった理由」について解説してきました。
記事内では「GST/GMTの再投資をしなくなったから」「新規ユーザーが減少したから」とユーザーを理由に上げましたが、原因は「STEPNの魅力が足りない」という一言に尽きますよね。
STEPNの今後の課題は「GST/GMTを再投資したくなる」「新規ユーザーが参入したくなる」魅力的なアプリを作っていくことだと思います。
では今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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