STEPN|ダイナミックミントとは?計算方法についても解説【Dynamic Minting Costs(DMC)】

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「Dynamic Minting Costs(DMC)について知りたい」

「ダイナミックミント(DMC)の計算方法について知りたい」

本記事はこのような人におすすめです。

この記事でわかること
  • ダイナミックミントとは
  • ダイナミックミントによるミント費用の計算方法


STEPN|ダイナミックミント(DMC)とは?

ダイナミックミントとは、スニーカーのミント費用を決めるための仕組みです。

ダイナミックミントの正式名称は Dynamic Minting Costs(DMC)



以前はその時の状況によって何度もミント費用が変更され、運営から報告されてきました。

ですがダイナミックミント(DMC)を導入することによって、今後ミント費用が変動するときのパターンを明確になります。

STEPNを楽しんでいるプレイヤーもミント費用の変化を予測できますね。

また、ダイナミックミント(DMC)によるミント費用の変動はGMTのみになります。

  • GST費用 → 固定(変動なし)
  • GMT費用 → GMT価格に対するGST価格の比率によって変動する


STEPN|ダイナミックミント(DMC)によるミント費用の計算方法

ここでは以下のことについて執筆していきます。

  • ダイナミックミント(DMC)の計算方法
  • 実際にダイナミックミント(DMC)の計算


ダイナミックミント(DMC)の計算方法

ではダイナミックミント(DMC)の計算方法を紹介していきます。

下記は総ミント費用の計算式です。

Minting cost = GST (A) + [Base GMT (B) + Additional GMT ([A+B]*x)]

引用元 : STEPN WHITEPAPER



ベースとなるGST(A)とGMT(B)の量は決まっており、GMT価格に対してGST価格の比率によってGMTがいくら追加されるのかが決まります。

Additional GMT ([A+B]*x) ←追加GMTの計算式

A = ベースのGST
B = ベースのGMT



([A+B]*x)の [x] は以下のように求めることが出来ます。

If k < 1, x = 0%;
If 1 < k < 2, x = 100%;
If 2 < k < 5, x = 200%;
If 5 < k < 10, x = 300%;
If 10 < k < 20, x = 500%;
If 20 < k < 50, x = 800%;
If 50 < k < 100, x = 1300%;
If k > 100, x = 2100%.

【k=GST:GMT】

引用元 : STEPN WHITEPAPER 

上記の [k] は GST価格と GMT価格の比率です。

比率が1以下であれば [x] は 0%と言うことになります。

GMT価格よりGST価格が高くなると追加GMTが発生する



具体的に説明します。

【例1】1 GST = 10円 / 1 GMT = 20円の場合
10(GST) ÷ 20(GMT) = 0.5

GST と GMT の比率が 0.5(1以下)なので x = 0%;
【例2】1 GST = 50円 / 1 GMT = 30円の場合
50(GST) ÷ 30(GMT) = 1.66

GSTの比率が約1.66(1以上2以下)なので x = 200%;
【例3】1 GST = 500円 / 1 GMT = 20円の場合
500(GST) ÷ 20(GMT) = 25

GSTの比率が25(20以上50以下)なので x = 800%;



まあ要するに、GSTが高騰してGMTが安くなっているということはGMTの需要が減り、市場に溢れているということになるので、「DMCを導入していつも以上にGMTを消費させ、GMT価格が下がりすぎないようにしよう」ということなのかなと思います。

逆にGMTの価格が上がりすぎている時はGMTの必要量が減り、価格が上がりすぎることを抑制する役目も果たします。

ダイナミックミント(DMC)を実際に計算してみた

では実際に計算してみたいと思います。

条件(2023年9月3日の価格)
  • GST=1.432円(S国価格)
  • GMT=22.79円



2023年9月3日のGST価格が1.432円、GMT価格が22.79円です。

つまりGMT価格に対してGST価格の比率が0.06(1以下)となります。

比率が1以下の場合、「x = 0%;」なので追加GMTは無しです。

ミント費用 = 360 GST (A) + [40 GMT (B) + 追加0GMT ([A+B]×0%)] 

※Common、ミント0回のスニーカーで計算



ついでにもう1パターン計算してみましょう。

条件(2023年6月28日の価格)
  • GST=61円(E国)
  • GMT=33円

2023年6月28日のE国GST価格が61円、GMT価格が33円でした。

この時のGMTに対してGSTの比率は1.84(1以上2以下)です。

つまり「If 1 < k < 2, x = 100%; 」となるので追加GMTは+100%となります。

ミント費用 = 360 GST (A) + [40 GMT (B) + 追加0GMT ([A+B]×100%)] 

360 GST = 約665 GMT(2023年6月28日時点)
665 GMT + 40 GMT = 705 GMT
705 × 100% = 705 GMT

ミント費用 = 360 GST (A) + [40 GMT (B) + 追加705 GMT]

※Common、ミント0回のスニーカーで計算



ちなみにこれらに加えミントスクロールが必要になります。

まとめ

今回はSTEPNのダイナミックミント(DMC)について解説してきました。


記事まとめ
  • ダイナミックミント(DMC)は、通貨価格によってミント費用が変動する仕組み
  • ミント費用はGSTが固定、GMTのみ変動する
  • 追加GMTはGMTに対するGST価格の比率で変化する
  • GMTに対してGSTの比率が1以下の場合は追加GMTは無し



最後まで読んでいただきありがとうございました。

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