STEPN|ポンジスキームなの?そう言われる原因と違うと思う理由

STEPN
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「どうしてSTEPNはポンジスキームだと言われるの?」

「STEPNはポンジスキームだと言われるけど実際はどうなの?」

本記事はこのような人におすすめです。

この記事でわかること
  • STEPNとポンジスキームの基礎知識
  • STEPNがポンジスキームと言われる原因
  • 個人的にSTEPNはポンジスキームではないと思う理由



STEPNとポンジスキームの基礎知識

まずはSTEPNとポンジスキームについて簡単に解説していきたいと思います。



STEPNとは

STEPNとはGame-FiとSocial-Fiの要素が組み込まれたWeb3ライフスタイルアプリです。

ユーザーはアプリ内でスニーカーのNFTを購入・装備した状態でウォーキング・ジョギング・ランニングをすることでゲーム内通貨(GST/GMT)を獲得することが可能です。

ゲーム内で獲得した通貨はゲーム内で使用することができますが、日本円に換金することもできます。

そんなSTEPN運営は以下の目標を掲げています。

Game-Fi を使用して、何百万人もの人々をより健康的なライフスタイルに向かわせ、気候変動と闘い、一般の人々を Web 3.0 に接続すること



ポンジスキームとは

ポンジスキームは投資詐欺の手法で、名称の由来は詐欺師のチャールズポンジから来ています。

ポンジスキームの内容は、高い利回りを約束して投資家から資金を集め、その集めた資金を既存の投資家にそのまま配当する手法です。

ポンジスキームの流れ
  1. 投資家に高い利回りを約束して資金を集める
  2. 本当に約束した利回りで配当を配り信頼を得る
  3. 本当に稼げる(ように見える)ので新規投資家が集まる(この時の資金の一部は詐欺師がもらう)
  4. 新規投資家から集めた資金を既存投資家に配当する
  5. 1~4を繰り返して規模をデカくする
  6. 新規投資家はいずれ少なくなり配当を配れなくなり崩壊する



このようにポンジスキームでは集めた資金を運用することはせず、そのまま既存の投資家に配当しているので長期的に見ると必ず崩壊する仕組みになっています。

そのため初期に投資した投資家は儲かりますが、その後に投資した投資家は大損することになります。


STEPNがポンジスキームだと言われる原因



新規投資家の資金で回っている

STEPNとポンジスキーム、どちらも新規投資家の資金で回っているという点がSTEPNがポンジスキームと言われる最大の原因です。

ポンジスキームは新規投資家の資金をそのまま既存投資家に流しているだけなのでわかりやすいですが、STEPNも新規投資家がいなくなると崩壊します。

STEPNの新規投資家がいなくなると
  1. スニーカー・ジェム・GMTの需要が減り供給が増える
  2. スニーカー・ジェム・GMTの価格が下がる
  3. 獲得したGST/GMTでMintやMB開封、ジェム合成などをするメリットが減る
  4. アプリ内でGST/GMTを使わなくなる
  5. 使わなくなったGST/GMTは換金される
  6. GST/GMTの価格が下がる
  7. 1~6の繰り返しでNFTや通貨の価値がほぼ無価値になる

これはあくまでも僕の想像でこの他にも色々なパターンがあると思いますが、STEPNの新規がいなくなると大体こんな感じになると思います。

どちらにせよポンジスキームとSTEPNがどちらも新規投資家・ユーザーがいなくなると崩壊するという点は共通しており、そこがポンジスキームだと言われる原因となっています。


初期費用の高さと高い利回り

STEPN全盛期の初期費用はスニーカー1足で最低15万円を超えることもあり、かなり高額でした。

ですが15万円なんて数日、人によっては1日で稼げるぐらいの高い利回りがSTEPNにはあったのも事実です。

このSTEPNの高額な初期費用とそれを速攻で回収できる利回りの高さが

ポンジスキームの「高い利回りを約束して投資家から資金を集める」という点と類似していることでSTEPNはポンジスキームと言われる原因の1つになっていると思います。

ちなみに現在のSTEPNは初期費用も利回りも以前と比べてかなり落ちています。



結論:個人的にはSTEPNはポンジスキームではないと思う

個人的な意見ですがSTEPNはポンジスキームではないと思っています。

ポンジスキームの特徴について簡単に説明すると

  1. 高い利回りで新規投資家から資金を集める
  2. 新規投資家から集めた資金の一部をそのまま既存投資家へ配当している

というものでしたが、このどちらもSTEPNには当てはまらないと思います。

まず「1.高い利回りで新規投資家から資金を集める」という点から見ていきます。

STEPNは利回りが高いのは事実ですが、それは結果的に高くなってしまったのであって、利回りは通貨やNFTの需要と供給のバランスで変化します。

つまりそれだけ多くの人々がSTEPNのNFTやゲーム内通貨を欲しがったので、需要に対して供給が間に合わずスニーカーや通貨の価格が上がり、結果的に高い利回りとなったということです。

最終的には高い利回りを目当ての参入者がほとんどだったのでポンジスキームと言われるのはしょうがないかなと僕は思いますけど。




次に「2.新規投資家から集めた資金の一部をそのまま既存投資家へ配当している」ついて見ていきましょう。

STEPNの新規ユーザーの資金はそのまま既存ユーザーの利益になっているわけではなく、NFTスニーカーや通貨の価格を上げているだけです。

おそらく新規ユーザーは最初にGMTを購入してからNFTスニーカーやジェム購入すると思います。

つまり新規ユーザーが増えるとGMTやNFTスニーカー・ジェムの需要が増すということです。

そのためNFTスニーカーやジェムとGMTの価格が上がり、間接的に既存ユーザーは利益が出ますが、これは新規ユーザーの資金が既存ユーザーに直接流れているとは言えないです。

このことからSTEPNはポンジスキームではないと思っています。

ですが、ポンジスキームではないというだけであって詐欺ではないと言うつもりありません。

何かしらの詐欺の可能性は0%ではないので注意が必要です。

もし詐欺でなくてもSTEPNや運営会社のFind Satoshi Labが経済的に困難な状況に陥り破綻するという可能性もあります。

詐欺とか詐欺じゃないとか関係なく事前にしっかりと調査した上で自己責任で尚且つ余剰資金で始めるのが大切です。


まとめ

今回は『STEPNはポンジスキームなのか?そう言われる原因と違う理由』について解説してきました。

記事をまとめると以下のようになります。

  • ポンジスキームとは投資詐欺の手法
  • ポンジスキームには「1. 高い利回りを約束して投資家から資金を集める」「2. 新規投資家から集めた資金をそのまま既存投資家へ配当する」と言う特徴がある
  • ポンジスキームは新規投資家がいなくなると崩壊する
  • STEPNがポンジスキームと言われる原因は「新規投資家がいなくなると崩壊する」「利回りがかなり高い」と言う特徴が似ているから
  • STEPNがポンジスキームではない理由は「STEPNの利回りは実際に需要があって結果的に高くなっているだけだから」「新規ユーザーの資金はGMTやNFTの価格上昇の効果はあるが直接既存ユーザーの利益になっているわけではないから」

最後まで読んでいただきありがとうございました。

仮想通貨・NFT投資にはリスクが伴います。ご自身でリサーチとリスク管理を徹底し、自己責任で行いましょう。

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