「STEPN Sparkってなに?どうやって使うの?」
「もうGMTはマーケットプレイスで使えないの?」
「何のためにSparkなんか作ったの?複雑になっただけでメリットなくない?」
この記事はこのような人におすすめです。
STEPN|Sparkとは?
STEPN Sparkとは、アプリ内マーケットプレイスで使用できるポイントです。
利用者はアプリ内でSparkを購入し、NFTの購入に使用することができるようになりました。
ソシャゲのゲーム内課金をイメージしてもらえると理解しやすいと思います。
ちなみにSparkは仮想通貨ではなく、アプリ内マーケットで使用可能なポイントのようなものなので
- 仮想通貨を購入してSTEPNに送金する方法がわからない
- STEPNに興味があるけどそのために国内・海外の口座開設するのはめんどくさい
といった人でも気軽にSTEPNを始めることができます。
気軽に小さく始めてイマイチであれば辞めるもよし、本格的にやりたければ口座開設してまとまった資金を入れるもよしです。
GMTでスニーカーを購入する方法
iPhoneを利用している身としてはアプリ内マーケットプレイスが復活して嬉しいですが、利用できる通貨がSparkになったことで「もうGMTは使えないの?」と困惑しますよね。
ですがこれまで通りマーケットプレイスでGMTを利用することは可能です。
SparkとGMTは以下の場面で使い分けられています。
- アプリ内マーケット→Spark
- ブラウザ版マーケット→GMT
このようにブラウザ版マーケットプレイスであればこれまで通りGMTを利用することができます。
「なぜアプリ内マーケットでGMTが使えないのか」というのは以前と変わらず、通称アップル税と呼ばれるものによりiPhoneアプリ内での課金などに対して手数料がかかることが原因でしょう。
STEPN|Sparkの購入と利用方法
ここではSparkの購入と使用方法について解説していきます。
- アプリ内マーケットプレイスを開く
- 『+Spark』をタップ
- Sparkの購入数量を選択
- 『BUY SPARK』をタップ
- iPhone右側面のボタンをダブルクリックで承認
- 画面右上でSparkが追加されたのを確認
- 購入したいNFTを選択
- 『CONFIRM』をタップ
- もう一度『CONFIRM』をタップして購入完了
これでSparkの購入からNFTの購入までが完了となります。
従来のNFT購入方法と比較してもかなり簡単に素早くNFTを購入することが可能になりましたね。
STEPN|Sparkは割高なので既存ユーザーは使わなくてOK【デメリット】
いきなりですが、すでに国内と海外の取引所を開設しているSTEPNユーザーはSparkを利用しなくていいです。
理由はアプリ内マーケット(Spark)とブラウザ版マーケット(GMT)を比較するとアプリ内マーケット(Spark)の方がNFTの価格が割高になっているからです。
それもなぜかSparkをまとめ買いするほど1 Sparkあたりの価格が高く、損する仕組みになっています。(これは次の項目で解説します)
まずはアプリ内マーケット(Spark)とブラウザ版マーケット(GMT)でのEffiジェムの各レベル毎の最低価格を見ていきましょう。
Effiジェム | アプリ内マーケット | ブラウザ版マーケット |
---|---|---|
Lv.1 | 4 Spark(40円) | 1 GMT(37円) |
Lv.2 | 38 Spark(380円) | 10 GMT(370円) |
Lv.3 | 236 Spark(2,360円) | 62 GMT(2,294円) |
Lv.4 | 1054 Spark(10,540円) | 278 GMT(10,286円) |
Lv.5 | 4343 Spark(43,430円) | 1149 GMT(42,513円) |
Lv.6 | 13955 Spark(139,550円) | 3693 GMT(136,641円) |
Lv.7 | 50209 Spark(502,090円) | 13292 GMT(491,804円) |
このようにSparkとGMTとでは価格差があり、同じLv.7のEffiジェムでもSparkで購入する際にはさらに1万円ほど多く資金が必要になります。
ちなみに上の表の1 Spark=10円は10 Sparkまとめ買いした時の価格であり、100〜300と多くのSparkをまとめ買いするごとに1 Sparkあたりの価格も高くなります。
Sparkはまとめ買いするほど損する
先ほど少し説明しましたがSparkは大量にまとめ買いするごとに1 Sparkあたりの価格が上がります。
下の表にまとめ買いできる数量と1 Sparkあたりの価格をまとめました。
Spark購入数量 | 価格 | 1Sparkあたり |
---|---|---|
10 | 100円 | 10円 |
30 | 400円 | 約13円 |
100 | 1500円 | 15円 |
300 | 4500円 | 15円 |
このように10 Sparkの購入と300 Sparkの購入とでは1 Sparkあたりの価格が5円も違います。
10 Sparkずつ課金していくのが一番お得ですが、数千〜数万Sparkが必要な場合は課金回数がとんでもないことになり効率が悪すぎます。
例えば、Lv.6のEffiジェムを購入しようと思うと13955 Sparkが必要になりますが、それぞれの購入数量で何回の課金が必要で合計何円かかるのか計算してみました。
Spark購入数量 | 価格 | 課金回数 | 合計金額 |
---|---|---|---|
10 | 100円 | 1396回 | 139,600円 |
30 | 400円 | 465回 | 186,000円 |
100 | 1500円 | 140回 | 210,000円 |
300 | 4500円 | 47回 | 211,500円 |
10 Sparkは一番安く抑えられますが、1400回近くもの課金をしなくてはなりません。
逆に300 Sparkの購入は課金回数を47回に抑えられますが、71,900円も多く費用がかかります。
このようにアプリ内マーケットのSparkは
- ブラウザ版マーケットと比較してNFT価格が割高
- まとまった資金をSparkで集めようと思うとかなり損する
- まとまった数量のSparkを集めようとするとかなりの回数の課金が必要になる
というようなデメリットがあります。
そのため、すでに国内・海外の取引所を開設している人はわざわざSparkを使うメリットはないです。
ちなみにSparkがおすすめできる人は以下のような人です。
Sparkのメリットは購入の簡単さと速さです。
少ない数量であれば多少割高でも購入までの簡単さと素早さのメリットの方が大きいと僕は思います。
STEPN|Spark導入によるメリット
Sparkが導入されることのメリットには、iOS版のSTEPNにアプリ内マーケットが復活したことやNFTの購入が簡単になったことなどがあります。
ですが一番のメリットはSTEPNを始めるハードルが激下がりしたという点です。
これまで「とりあえずお試しで小さく始めたい!」という人でも以下の手順を踏む必要がありました。
- 国内取引所・海外取引所の口座開設
- STEPNのアカウント作成
- 国内取引所に入金
- XRP購入・海外取引所に送金
- XRPをUSDCにトレード
- USDCをGMTにトレード
- GMTをSTEPNウォレットに送金
- スニーカー購入
ですがこれからは最短3ステップでSTEPNを始めることが可能になります。
- STEPNアカウント作成
- アプリ内マーケットでSpark購入
- スニーカー購入
これまでSTEPNは「始めるまでの難易度が高い」という課題がありましたよね。
ですがSparkで簡単にSTEPNを始められるようになることで、これまで口座開設や仮想通貨に苦手意識があった層からも新規ユーザーが見込めそうです。
ここからは僕の個人的な考えですが、STEPNのユーザー数が多くなると次のようなこともできるのではないかと思います。
- 有名企業やコンテンツとのコラボスニーカーを出しやすくなる
- STEPNのイベントを主催して企業にスポンサーになってもらいスポンサー料を得る
あくまでも予想ですが、ユーザー数が多ければコラボやスポンサーになった企業側は商品のプロモーションにもなります。
新規ユーザー以外からも利益が出るようになれば、そのお金でGMT/GSTをバーンし、ある程度の通貨価格の維持が可能になりそうです。
そうなればSTEPNのもう一つの課題である「新規ユーザーが減ると通貨やNFTが暴落する」という問題の解決にもなるのではないでしょうか。
STEPN|Sparkで購入できない場合もある
これから Spark で購入しようと考えている方に1つ忠告があります。
それは「Spark でスニーカーやジェムが購入できない」という方が割といるという件です。
これはどういうことなのか運営に問い合わせたところ「Spark での購入は特定の基準を満たす売り手とのみ取引ができる」とのこと。
特定の基準が曖昧なので運営にと言わせたのですが、「基準については具体的に教えることはできない」と言われました。
要するにマーケットプレイスに出品しているユーザーが何かしらの基準を満たしていないため購入できないようです。
この場合、購入者側には問題ないようなので、この場合は別のスニーカーを購入するしかありません。
正直購入できないのであれば表示しなければ良いのになぜ表示してあたかも購入できるようにしているのでしょうね。
ここら辺を改善してほしいですね。
ということで、これから Spark を利用して購入を検討している方は、希望のスニーカーやジェムを購入できないことがあるということを頭の片隅に入れておきましょう。
正直、時間に少しでも余裕がある方は取引所を利用してGMTでの購入がおすすめです。
やり方に関しては下記事にて解説しているので興味があればご覧下さい。
まとめ
今回は「Sparkについて」解説してきました。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
参考:Apple Pay Integration Breaks New Ground for Web3 Gaming App, STEPN
コメント
ステップはじめたいと考え
スパーク購入しました。
いざ、靴を買おうとしたら、スパークでは購入できないと表示されました。
なにが原因なのかわからないです。
助けていただきたいです
コメントありがとうございます。
現在運営に問い合わせ中ですので少々お待ちください。
運営からのメールによると「Sparkでの購入は特定の基準を満たす売り手とのみ取引ができる」とのことです。
そして「基準については具体的に教えることはできない」と言われました。
つまり、なりさんには何も問題はなく、靴を出品しているユーザー側に問題があると思われます。
ですので別の靴を購入することをおすすめします。
もし他のどの靴も購入できないようでしたら、また別の原因がある可能性があるので直接運営に問い合わせてみてください。
リンクは下に貼っておきます。
https://support.stepn.com/hc/en-us/requests/new
サクッと靴治したくてスパーク買ったけどComfortジェムどれも買えません…私の方に原因がありそうですかね?
コメントありがとうございます。
おそらく出品者側の原因だと思われますが、他のComfortジェムも購入できないようですので運営に問い合わせてみることをおすすめします。
https://support.stepn.com/hc/en-us/requests/new ←こちらのリンクから問い合わせできます。
今問い合わせてみました。
返信くるまで結構かかりますか?
数分から数十分ほどで返信来ると思います!
結果は基準に満たしている出品者じゃなきゃとか…そもそもそんな基準あるのか…かえるようにしなきゃいいのに
そうですよね。
僕もそんな基準あるの知らなかったです。
これに関しては運営のやり方が親切ではないですよね。
間違えて購入したところ、解約したいです。