Sweatcoinは怪しい?運営会社・アプリやリスクについて解説

Sweatcoin
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「歩くだけで仮想通貨を稼げるなんて怪しい。何か裏があるはず。」

「創設者は顔出ししてるの?運営企業や人物について知りたい。」

「良い面だけじゃなくリスクもしっかりと教えて欲しい。」

本記事はこのような人におすすめです!

この記事でわかること
  • 運営会社・創設者・活動内容について
  • アプリに関する情報
  • Sweatcoinのリスクについて



Sweatcoin|第一印象は怪しいけど実際は健全なアプリ

歩くだけで仮想通貨を稼げる Sweatcoin ですが、簡単に仮想通貨を稼げるという仕組みから怪しいと思われることが多いです。

ですが実際に調べてアプリを利用してみた所「別に怪しくないし企業のビジョンや活動を知ることによってむしろ好印象になった」というのが僕の結論です。

というわけで今回は Sweatcoin の運営会社やアプリ、そのリスクなどについてまとめます。

Sweatcoin について知ることで少しでも安心して利用できる人が増えると嬉しいです。

Sweatcoin|運営会社・創設者・活動内容について

「SweatCo Ltd」はイギリスで設立された会社です。

会社名SweatCo Ltd
共同創設者・Anton Derlyatka(アントン・デルヤトカ)
・Egor Khmelev(エゴール・クメレフ)
・Oleg Fomenko(オレグ・フォメンコ)
Sweatcoin公式サイト:https://sweatco.in/
公式 X(旧Twitter):@Sweatcoin
Sweat Economy公式サイト:https://sweateconomy.com/
公式 X(旧Twitter):@SweatEconomy



下画像はSweatCo Ltdの共同創設者です。

Sweatcoin(スウェットコイン) 共同創設者
引用元:sweatcoin.teamtailor
名前役職SNS
Anton Derlyatka(アントン・デルヤトカ)Cofounder, CEOLinkedin
Egor Khmelev(エゴール・クメレフ)CTOLinkedin
Oleg Fomenko(オレグ・フォメンコ)CofounderTwitter / Linkedin


企業のビジョン・目的

Sweatcoin はどのようなビジョンがあってこのような事業をしているのかについて、公式Mediumで下記のように記載されています。

Our mission is to get the world moving. We will do this by rewarding movement with SWEAT, and by ensuring this token has a thriving ecosystem of rewards, applications, and use cases.

引用元:Introducing Sweat Foundation

簡単に説明すると、Sweatcoin は世界中の人々に運動させることが目的のようです。

なぜ運動させるのかについては下記のように述べています。

We know that, for most societies, obesity is a greater problem than malnourishment. We know that many people struggle to exercise — whether because of expense, access, or motivation.

引用元:Introducing Sweat Foundation

ほとんどの人は肥満は栄養失調よりも大きな問題であること、それを解決するには運動をする必要があるということがわかっているのにも関わらず、お金・場所・時間・モチベーションが無いといった理由で運動をすることが出来ません。

そんな人たちに「歩くだけで仮想通貨を稼げる」という動機をつけることで人々を運動させ、健康に導くのが目的のようです。

Getting people to care about their movement is good for them, and good for the economy. It’s a win-win.

引用元:Introducing Sweat Foundation

人々が Sweatcoin を利用し、移動することに関心を持ってもらうことで利用者だけでなく、巡り巡って経済的にもメリットがあるのでwin-winだと述べています。

これはどういうことでしょうか。

僕の予想ですがおそらくSweatcoin利用者が増えることで、アプリ内に広告を出したい企業などが増え、その結果広告収入が得られるため、経済的にもメリットがありwin-winだということでしょうね。

Sweatcoin利用者増加 ➡ アプリ内の広告を見る人が増える ➡ Sweatcoin運営は広告収入が入る ➡ アプリ利用者は健康になる ➡ 広告を出した企業は宣伝になる ➡ Win-Win



Sweatcoinのキャッシュポイントは広告収入だけではありませんが大きな収益源になっていると思います。

その他の活動内容

Sweatcoinではアプリの運営だけではなく、寄付によって環境保全・人道的支援・動物の保護なども行なっています。

Sweatcoin(スウェットコイン)
引用:Sweatcoin For Good



寄付ついてですが、これはSweatcoinが勝手にやっているのではなく、アプリ利用者がどこに寄付するかを選び、目標の数値に達した案件に対して資金が寄付されるようです。

Sweatcoin(スウェットコイン)
引用:Sweatcoin For Good

簡単に流れを説明すると以下のようになります。

寄付が行われるまでの流れ
  1. Sweatcoin運営が実際に寄付をしてくれる企業を見つけてくる
  2. Sweatcoinユーザーが歩いてSWCを貯める
  3. Sweatcoinユーザーが寄付案件を見て支援したい案件にSWCを寄付する
  4. 案件に設けられたSWCの寄付目標を達成
  5. 寄付目標が達成した案件に後援企業からお金が寄付される


寄付に関しては前から知っていたのですが、SWCは仮想通貨ではなくただのアプリ内ポイントなのでお金としての価値がありません。

なのでなぜSWCの寄付が成り立っているのか疑問でしたが、SWCはSweatcoin運営が選んだ案件に対する投票のような役割があるようですね。

実際には寄付をしてくれる後援企業がいるようです。

2023年8月7日現在は以下の支援案件があります。

興味があれば画像下のリンクからご覧ください。

Sweatcoin(スウェットコイン)
引用:Sweatcoin For Good


Sweatcoin|アプリに関する情報まとめ

ここではSweatcoinのアプリに関する情報を紹介します。

Sweatcoinのポイント
  • 登録ユーザー数1億2千万人
  • App Store、GooglePlayともに高評価
  • 100%データプライバシー
  • 初期費用が無料


ユーザー数1億2千万人

引用:sweateconomy

2023年時点ではSweatcoinの登録者が1億2千万人を超えています。

Sweatcoinは世界中で利用されているのでこれほどの数字になっているんですね。

App Store、GooglePlayともに高評価

引用:App Store
引用:GooglePlay

SweatcoinはApp Store・GooglePlayのどちらも星4を超える高評価です。

100%データプライバシー

「Sweatcoinとかいう謎のアプリを利用して個人情報を抜かれるんじゃないか?」と心配する人もいると思います。

100%信頼できるわけではないですが、下の画像のように「Sweatcoinは利用者のデータを販売しない」と明言されています。

引用:Sweatcoin


詳しくは以下のように記載されています。

Your location data is completely anonymised and cryptographically protected. Sweatcoin fully complies with GDPR (data protection regulation). Importantly, Sweatcoin does not make any user data available to any third party and only uses the data for the purposes of the Sweatcoin Step Verification Algorithm and targeting of offers available on Sweatcoin marketplace.

引用:Sweatcoin Step Verification AlgorithmTM

要約すると下記のようになります。

  • あなたの位置データは完全に匿名化・暗号化され保護されている
  • Sweatcoin は GDPR (EU一般データ保護規則) に完全に準拠している
  • ステップ検証アルゴリズムとマーケットプレイスで利用可能なオファーのターゲティングにのみデータを使用している


初期費用が無料

Sweatcoinは初期費用が完全に無料で始めることができます。

手順は以下の通り

  1. アプリをインストール
  2. ウォレットを作成
  3. スマホを持ってウォーキングする

これで勝手に仮想通貨が貯まっていきます。

また初期費用がかからないのでSTEPNのように購入したNFTが暴落して損失が出るということもありません。

歩いて仮想通貨を稼ぐ系のアプリ(M2E)に興味があるけど損失を出したくないという人にとってはSweatcoinがおすすめですね。

Sweatcoin|利用する際のリスクについて

本記事ではSweatcoinが怪しくないこと、ある程度信頼できることについて執筆していますが、ある程度リスクもあるので紹介していきます。

※ここでの内容はSweatcoinではなく、Sweatcoinで稼げる仮想通貨「SWEAT」を管理・使用することができる専用アプリ「SWEAT WALLET」について解説しています。


想定されるリスク
  • SWEATの暴落
  • SWEAT WALLETへのハッキング
  • アクティベーションコード、シークレットフレーズの紛失


SWEATの暴落

SWEATは仮想通貨なので暴落のリスクが伴います。

とは言っても2023年8月現時点1SWEAT=1円以下と暴落し切っているので、今後価格が回復した際に注意するべきことですね。

今は気にすることないですが一応頭の片隅に置いておきましょう。

SWEAT WALLETへのハッキング

SWEAT WALLETは悪意のある第三者からのハッキングのリスクがあります。

企業のセキュリティ対策も重要ですが、こちらからもできることは行っておきましょう。

ユーザーが行える対策
  • アクティベーションコード、シークレットフレーズ、秘密鍵は自分以外には絶対に見せない
  • 使用しているデバイスを最新バージョンに保つ



またSweatcoin側としてはQuantstampという企業にスマートコントラクトのセキュリティ監査をしてもらっているようです。

Quantstampについて少し調べてみたところ500件を超える企業や政府のセキュリティ監査に携わっているようなので以下に有名どころを紹介します。

Quantstampが携わった有名プロジェクト
  • Open sea
  • ethereum 2.0
  • SOLANA
  • NEAR
  • BINANCE
  • VISA
  • TOYOTA
  • MITSUBISHI


アクティベーションコードの紛失

SWEAT WALLETではログイン時にアクティベーションコードの入力が必要です。

ですがこれを紛失した場合、そのウォレットに一生ログインできなくなるというリスクがあります。

アクティベーションコードは第三者からの不正なログインを防ぐためにとても効果がある反面、紛失した場合には自分もログインできなくなってしまうんですね。

なのでウォレット作成時には必ずアクティベーションコードは保管しておくようにしましょう。

SWEAT WALLET内でシークレットフレーズを作成した場合、アクティベーションコードは使えなくなる。(ログイン時にはシークレットフレーズが使われる)


Sweatcoin|「歩くだけで仮想通貨を稼げる」の裏側について

Sweatcoinが歩くだけで仮想通貨を稼げるというのは事実ですが、その裏側についても説明しておこうと思います。

Sweatcoinの裏側
  • SWEAT WALLETを作成しないと仮想通貨は稼げない
  • 獲得できる量が少なすぎる
  • SWEATの価格が安すぎる


SWEAT WALLETを作成しないと仮想通貨は稼げない

Sweatcoinのアプリのみでは仮想通貨を稼ぐこができません。

前提知識としてSweatcoinで稼げる通貨には2種類あります。

通貨名種類用途換金
SWCアプリ内ポイント寄付・オークション・商品の割引×
SWEAT仮想通貨NFTゲーム・ステーキング⚪︎



上の2種類でSweatcoinのみで獲得できるのはSWC(Sweatcoin)の方です。

歩いて仮想通貨「SWEAT」を稼ぐにはSWEAT WALLETのアカウントを作成する必要があります。

僕自身「まだSWC貯まってないし急いでウォレットを作成する必要もないか」と思い、頑張ってSWCを貯めていたのですが、いざ数ヶ月後ウォレットの作成をしたら「SWCは仮想通貨ではない」ということを知り、少し落ち込んだ経験があります。



ウォレットの作成は簡単なので早めに作成しておきましょう。


獲得できる量が少なすぎる

歩いて仮想通貨を稼げると言っても1日に稼げる数量はかなり少ないです。

2023年8月10日時点では1SWEATの獲得に4,324歩が必要となり、今後も必要な歩数が増えていく設定なので、SWEATの価格が上がらなければほぼ稼げないということになりますね。

ちなみにFreeプランのユーザーはその日の最初の5000歩、プレミアムプランのユーザーは6000歩だけがSWEATに変換されるので一日何万歩も歩いても上限が決まっています。

SWEATの価格が安すぎる

2023年8月10日時点では1SWEAT=0.96円です。

1日に稼げるSWEATは約1SWEATほどなので年間500円も稼げません。

このように稼げるとは言っても「生活が楽になる程稼げるわけではない」ということを覚えておきましょう。

仮想通貨「SWEAT」の価格は今後上がる?

Sweatcoinは仮想通貨を稼げますがお小遣いにもならないのが現状です。

ですがSWEATの価格が今後上がる可能性はかなりあると個人的に思います。

その根拠については下の記事にて解説しているので興味があればごらんださい。


Sweatcoin|興味があるならとりあえず始めてみるのもアリ

Sweatcoinは比較的低リスクで始められるM2Eアプリです。

興味がある方はとりあえず始めてみてそれから継続するのかどうかを考えるのがいいと思います。

また記事内で説明したようなリスクが伴いますので始める際は自己責任でお願いします。

Sweatcoinの始め方


まとめ

今回は「Sweatcoinの創設者・企業・アプリの概要とリスク」について解説してきました。

本記事の要約
  • Sweatcoinの目的は稼げるという動機をつけて人々に運動させ、健康に導くこと
  • Sweatcoin利用者が増えるとユーザー・Sweatcoin運営・社会にとってメリットがある
  • アプリの運営以外にも慈善活動を行っている
  • アプリユーザー数は1億2千万人越え
  • ユーザーの個人情報は販売しないと明言している
  • Quantstampによるセキュリティ監査が行われている
  • アクティベーションコードを紛失した場合ログインできなくなるので注意
  • Sweatcoinが歩くだけで稼げるのは事実だが、獲得できるSWEATの量が少ない・価格が安いのでお小遣いにもならないのが現実


今回はこの辺で終わりたいと思います。

最後まで読んでいただきありがとうございました。


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