「revoke(リボーク)をして自分のウォレットのセキュリティを高めたい」
「revoke(リボーク)のやり方がわからないから教えて!」
本記事はこのような人におすすめです。
メタマスク|revoke(リボーク)とは
revoke(リボーク)とは、token approvals(トークン承認)を取り消すことです。
Dapps(分散型アプリケーション)がユーザーに代わってウォレットにアクセスし、トークン(通貨・NFTなど)を移動することを可能にする許可のこと。
ブロックチェーン技術を用いたアプリケーションのこと。分散型取引所(Uniswap)やNFTマーケットプレイス(OpenSea)などがある。
トークン承認についてもう少し具体的に説明します。
例えば、OpenSea(NFTマーケットプレイス)でNFTの売買をするとします。 この時にトークン承認をすることで、OpenSeaがあなたのウォレットに保有しているNFTにアクセスし、移動する事ができます。
ちなみに revoke(リボーク)をしないとトークン承認は取り消されないので、Dapps があなたのウォレットにアクセスできる状態は残り続けることになります。
そのため定期的に自分が何に承認を出しているのか確認し、納得のいかないものは「revoke/取り消し」をしておくことが大切です。
サイトとの接続解除をする方法はした記事で解説しています。
メタマスク|revoke(リボーク)のやり方【ブロックエクスプローラー編】
ここではブロックエクスプローラーを利用してトークン承認の取り消し(リボーク)をする方法を解説していきます。
そのブロックチェーン上の取引履歴を全て確認する事ができる検索エンジン
有名どころは一応リンクを貼っておきます。
Ethereum Mainnet(イーサリアムメインネット)→ Etherscan BSC(バイナンススマートチェーン)→ BscScan Polygon Mainnet(ポリゴンメインネット)→ PolygonScan
ブロックエクスプローラーは「通貨名」+「ブロックエクスプローラー」で検索すると見つける事ができるので試してみてください。
- ブロックエクスプローラーにアクセス
- Token Approval(トークン承認)
- ウォレット接続
- revoke(リボーク)
ブロックエクスプローラーにアクセス
まずはメタマスクからブロックエクスプローラーにアクセスします。(※PCでリボークする方はご利用のブラウザからアクセスしてください)
- メタマスクからブロックエクスプローラーを検索
- 利用しているチェーンのブロックエクスプローラーにアクセス
Token Approval(トークン承認)
- 『≡』をタップ
- 『More』をタップして下にスクロール
- 『Token Approvals』をタップ
メタマスクを接続
- 『Connect to Web3』をタップ
- 『OK』をタップ
※ Etherscan はこの機能を利用したことによる損失はどのようなものも保証せず責任も負わないとのことです。 利用する際は自己責任でよろしくお願いします。
- 『MetaMask』を選択
- 『接続』をタップ
revoke(リボーク)
- ERC規格をチェック
- 取り消したい承認を見つけたら右にスクロール
- 『Revoke』をタップ
- 『Revoke』をタップ
- 『確定』をタップ
これでトークン承認の取り消し(リボーク)完了です。
ですが1件リボークする度にガス代がかかるのでその点お忘れなく。
メタマスク|revoke(リボーク)のやり方【REVOKE編】
ここでは「REVOKE」というウォレットを接続することでトークン承認を取り消す事ができるサイトを利用し、リボークする方法について解説していきます。
- REVOKE にアクセス
- ウォレット接続
- 承認取り消し
REVOKE にアクセス
まずはメタマスクから REVOKE にアクセスしていきましょう。(※PCでリボークをする方はそのままREVOKEにアクセスしてください)
下記にURLを記しておくのでコピペしてください。
REVOKE(URL:https://revoke.cash/ja)
- メタマスクで REVOKE にアクセス(URL:https://revoke.cash/ja)
ウォレット接続
続いて REVOKE とメタマスクを接続します。
- 『≡』をタップ
- 『ウォレットを接続する』をタップ
- 『MetaMask』を選択
- 『接続』をタップ
承認取り消し
- 『許可』をタップ
- 下にスクロール
- トークン承認の一覧を右にスクロール
- 取り消したい承認を選択
- 『取り消す』をタップ
- 『確定』をタップ
これで REVOKE を利用してトークン承認を取り消し完了です。
まとめ
今回はメタマスクでリボークをする方法について解説してきました。
方法としては「ブロックエクスプローラー」と「REVOKE」という専用サイトを利用する2つの方法を解説しましたが、自身のわかりやすい方を利用してもらって問題ないかと思います。
繰り返しになりますが、Dapps(分散型アプリケーション)との接続を解除してもトークン承認が取り消されることはなく、Dapps側があなたのウォレットへアクセスする事が可能になります。
そのため定期的にリボークをしてトークン承認を取り消しておく習慣をつけるのはとても大切です。
では今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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