「Phantom Wallet にあるSOLをMATICに交換したい」
「Phantom Wallet で通貨のブリッジをする方法を教えて」
本記事はこのような人におすすめです。
仮想通貨のブリッジとは、異なるブロックチェーン間で通貨を移動させるための仕組みです。
例えば、Solana上の通貨をPolygonに移動させたい場合、普通は直接移動をすることはできません。
そのため一旦、仮想通貨取引所を挟み、異なるブロックチェーンの通貨を交換するのが一般的です。
ですが、ブリッジを利用することで取引所を挟まずに異なるブロックチェーン間での移動が可能になります。
今回はPhantom Walletでのブリッジの方法を解説していくので興味がある方は是非最後まで見ていってください。
Phantom Wallet|アプリ内でブリッジ可能【クロスチェーンスワッパー】
Phantom Wallet にはクロスチェーンスワッパーという機能があるので、アプリ内で通貨のブリッジ可能になります。
現在ブリッジできる通貨は以下のようになっています。
ブロックチェーン | ブリッジ可能な通貨 |
---|---|
Solana → Ethereum | USDC/USDT |
Solana → Polygon | USDC/USDT |
Ethereum → Solana | USDC |
Ethereum → Polygon | USDC/USDT/DAI |
Polygon → Ethereum | USDC |
Polygon → Solana | USDC/USDT/DAI |
ブリッジできるのは少数の通貨に限られますが、そこから各チェーンをベースにしている通貨にスワップすることができます。
(例1)
SOL を USDC(Ethereum)にブリッジ → USDC(Ethereum)を ETH にスワップ
(例2)
SOL を USDC(Polygon)にブリッジ → USDC(Polygon)を MATIC にスワップ
Phantom Wallet|アプリ内でブリッジする方法
では実際にクロスチェーンスワッパーを利用し、アプリ内で通貨をブリッジする方法を解説していきます。
- ブリッジする通貨を選択
- 『トークンを選択』をタップ
- 受け取りたい通貨のチェーンを選択
- 受け取りたい通貨を選択
- ブリッジしたい通貨の数量を入力
- 『注文の確認』をタップ
- 『スワップ』をタップ
これでトランザクションの送信が完了です。
ブリッジが完了するまでには、ネットワークの混雑状況などに応じて数分から1時間ほどかかる場合があるようです。
実際にブリッジが完了すると上画像のように『受領済み』となります。
Phantom Wallet|ブリッジでかかる手数料について
Phantom 手数料
Phantom に対して支払われる手数料は一律0.85%です。
仮に10,000円分をトークンをブリッジする場合は、85円(0.85%)ほどの手数料が必要になります。
プロバイダー手数料
ブリッジをする際にはプロバイダー手数料もかかります。
Phantom 自体がブリッジをしているわけではなく、ブリッジを行うアプリケーションを仲介しているためです。
ちなみに手数料の金額に関しては、利用するプロバイダーによって変わります。
取引手数料(ガス代)
取引手数料(ガス代)は発信チェーンのネイティブトークンから支払われます。
(例)
・USDC(Solana)を USDC(Polygon)にブリッジ → SOL が手数料になる
・USDC(Polygon)を USDC(Ethereum)にブリッジ → MATIC が手数料になる
また手数料の金額は、チェーンや取引時の状況によって変動します。
まとめ
今回は『Phantom Wallet で通貨をブリッジする方法』を解説してきました。
クロスチェーンスワッパーを利用することで、異なるブロックチェーン間で通貨の交換をすることができます。
Solana / Ethereum / Polygon の Dapps を利用している方や利用したい方は是非使ってみてください。
では今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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