
「取引履歴を確認する方法を知りたい」
「ダウンロードした取引履歴の見方を教えて欲しい」
本記事はこのような人におすすめです。
- 取引履歴を確認する方法
- 取引履歴をダウンロードする方法
- ダウンロードした取引履歴の見方
- 税金が発生するタイミング
メタマスク|取引履歴の確認方法【ウォレット編】

メタマスクで取引履歴を確認する方法は簡単です。

- 時計マークをタップ
これで取引履歴を確認することはできます。
ですが、メタマスクの取引履歴は正確に表示されないことがあります。
そういった場合、正確な取引履歴を確認するにはブロックエクスプローラーから確認するようにしましょう。
次の項目ではブロックエクスプローラーで取引履歴を確認する方法について解説していきます。
メタマスク|取引履歴の確認方法【エクスプローラー編】

ここではブロックエクスプローラーで取引履歴を確認する方法を解説します。
下に Ethereum のブロックエクスプローラーである、Etherscan のリンクを貼っておくのでそこからアクセスしてください。
Etherscan:https://etherscan.io/
なお Etherscan はスマホでも利用可能ですが、PC の方が見やすいので今回は PC での確認方法で解説していきます。

- Etherscanにアクセス
- 確認したいウォレットのアドレスをコピペして検索
ETHの場合
ETHの取引履歴を確認したい場合は次の手順に従ってください。

- 『Transactions』をクリック
ETH以外の通貨の場合
ETH以外の通貨の取引履歴を確認したい場合は次の手順に従ってください。

- 『Token Transfers(ERC-20)』をクリック
メタマスク|取引履歴をダウンロードする方法

ここでは取引履歴をダウンロードする方法について解説していきます。

- ダウンロードしたい履歴を表示して下にスクロール
- 『VIEW ALL TRANSACTIONS』をクリック

- 『Download Page Data』をクリック
これでダウンロード完了です。
メタマスク|ダウンロードした取引履歴の見方

ここではダウンロードした取引履歴の見方を解説していきます。
取引履歴の見方【ETH】
下画像は ETH の取引履歴をダウンロードしたものです。(※見やすいように表の変更をしてあります)
ちなみに青く塗られたセルは僕のウォレットアドレスとなります。

画像の赤枠で囲っている取引について少し解説します。
▼1番目の取引
1番目の取引は Method が『Swap』で、From が僕のウォレットになっているので、僕のウォレットにあった ETH を他の通貨にスワップしたということになります。
つまり保有している ETH を売却したということなので、その時点で利益が出ていれば課税対象となります。
▼2番目の取引
2番目の取引は Method が『Buy With Eth(ETHで購入)』となっており、From が僕のウォレットになっているので、僕のウォレット内の ETH で他の通貨を購入したということになります。
つまり ETH を売却して他の通貨を購入したということなので、ETH での利益が出ていれば課税対象となります。
▼3番目の取引
3番目の取引は Method が『Transfer(転送)』となっており、To が僕のウォレットになっているので、他のアドレス(取引所等)から僕のウォレットへ ETH を転送したということになります。
この場合、ETH の売買をしていないので税金は発生しません。
取引履歴の見方【ETH以外】
下画像は ETH以外の取引履歴をダウンロードしたものです。(※見やすいように表の変更をしてあります)
そして先ほどと同じく、青く塗りつぶされたセルは僕のウォレットアドレスになります。

赤枠で囲ってある取引について解説します。
▼1番目の取引
1番目の取引は Method が『Swap』となっており、From が僕のウォレットとなっています。
つまり、僕のウォレットから stETH を売却して他の通貨に交換したということです。
この時点で stETH による利益が出ていれば課税対象となります。
▼2番目の取引
2番目の取引は Method が『Transfer(転送)』となっており、From が僕のウォレットになっています。
つまり僕のウォレットから MATIC を他のアドレス(取引所等)に移動したということがわかります。
この場合、通貨を移動しただけなので利益は発生しておらず、税金も発生しません。
Methodの解説
Method | 意味 |
---|---|
Buy With Eth | ETHで他のトークンを購入した |
Swap | 他のトークンにスワップした |
Transfer | 他の取引所やウォレットにトークンを移動した |
Deposit To 〇〇 | ステーキングに対する入出金 |
メタマスク|税金が発生するタイミング

ここでは仮想通貨の取引で税金が発生するタイミングについて少し解説していきます。
仮想通貨を他の通貨やNFTにトレードした時
通貨を他の通貨やNFTにトレードやスワップした時は税金が発生します。
【具体例1】
通貨Aを 10万円で1通貨購入したが、半年後に値上がりした通貨Aを1通貨 100万円で通貨Bとトレードした。
1,000,000 − 100,000 = 900,000
この場合、通貨Aの利益は 90万円となり税金が発生します。
【具体例2】
1通貨 1万円の通貨A を 10通貨購入したが、半年後に通貨A が1通貨あたり 10万円に値上がりしたので5通貨分を通貨B とトレードした。
500,000 − 50,000 = 450,000
この場合、利益が 45万円となるので税金が発生します。
ここでは仮想通貨で計算していますが、NFT でも考え方は同じです。
NFTや通貨の売却時の価格から購入時の価格を差し引いて利益が出ていれば税金が発生します。
ちなみに取引所からウォレットや海外取引所へ送金した場合、利益にはなりませんので税金は発生しません。
仮想通貨やNFTを無料でもらった時
仮想通貨界隈にいると、仮想通貨やNFTを無料でもらえることがあります。
ですが、その通貨や NFT はもらった時点の価格が100%利益となるので税金が発生します。
【具体例】
1通貨 1,000円の通貨A を 100通貨分もらった。
1,000 × 100 = 100,000
この場合、貰っただけで 10万円の利益となります。
その通貨A が半年後に1通貨 2,000円に値上がりしたので全て売却した。
(2,000−1,000)× 100 = 100,000
この場合、最初にもらった分の利益が 10万円、その後売却した時の利益が 10万円なので、合計20万円の利益となります。
まとめ
今回はメタマスクの取引履歴の確認方法と見方について解説してきました。
- メタマスクの取引履歴は正しく表示されないことがある
- ブロックエクスプローラーを確認した方が正確
- 仮想通貨の取引で税金が発生するタイミング
- 仮想通貨を他の通貨やNFTにトレードした時(売却価格から購入価格を差し引いて利益が出た分に税金が発生する)
- 仮想通貨やNFTを無料でもらった時(もらった時点の時価が100%利益となり、税金が発生する)
- 仮想通貨を他の取引所やウォレットに移動しただけでは税金は発生しない
では今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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