「メタマスクにあるETHを日本円に換金したい」
「日本円に換金する時の注意点も教えて欲しい」
本記事はこのような人におすすめです。
メタマスク|ETHを出金→日本円に換金するまでの流れ
ETHをメタマスクから出金して、日本円に換金するまでのおおまかな流れは下画像のようになります。
- ETHをメタマスクからビットバンクに送金
- ビットバンクでETHをJPYにトレード
- JPYを指定の銀行口座に出金
この時にかかる手数料が以下の3つのタイミングになります。
- ETH を送金する時(ガス代):数十円〜数百円(※状況によって変動する)
- ETH を JPY にトレードする時(取引手数料):取引金額に対して -0.02%~0.12%
- JPY(日本円)を出金する時(出金手数料):550円 or 770円(※3万円以上の出金の場合)
ETH を日本円に換金して出金するまでにかかる手数料は合計で約1000円ほどになりますね。
手数料がかかるのでこまめな換金・出金は控えて出来るだけまとめて換金・出金を行いましょう。
bitbank(ビットバンク)の特徴と利用するメリット
本記事では、メタマスクから ETH を出金して日本円に換金する方法として bitbank(ビットバンク)を用いた方法で解説しています。
ですのでここで少し bitbank(ビットバンク)の特徴と利用するメリットについて解説させてください。
ビットバンクを利用するメリットは以下の通り。
1つ目の取引所の方はもちろん、2つ目の取引所としてもおすすめできる取引所です。
無料ですのでぜひご利用ください。
メタマスク|ETHを出金→日本円に換金する手順【詳細】
ここではメタマスクから ETH を出金して日本円に換金・出金する方法を画像で解説していきます。
メタマスクからビットバンクに出金
まず初めにメタマスクから bitbank(ビットバンク)に出金していきます。
- 『⇅』をタップ
- 『送信』をタップ
- 出金先のアドレスをコピペ
※出金先アドレスの確認方法(ビットバンク)
- ビットバンクを開く
- 『メニュー』をタップ
- 『入金』をタップ
- 『ETH』を選択
- ネットワークを『Ethereum』に設定
- 預入用アドレスをコピー
メタマスクから出金する通貨やネットワークによって預入用アドレスも変わるので注意しましょう。
(例)
・MAITC(Polygon)を出金したい → 通貨:MATIC/ネットワーク:Polygon に設定して預入用アドレスをコピペする
・DAI(Ethereum)を出金したい → 通貨:DAI/ネットワーク:Ethereum に設定して預入用アドレスをコピペする
- 出金する通貨を選択(※今回はETH)
- 出金する数量を入力
- 『次へ』をタップ
- 内容を確認して問題がなければ『送信』をタップ
上画像のようになれば出金作業は完了です。
ビットバンクで未反映入金の登録
ビットバンクに入金する際には未反映入金の登録をする必要があります。
この作業をすることでビットバンクに入金することができるので忘れないようにしましょう。
メタマスクでの出金作業が終わると下画像のように『入金検知のお知らせ』というメールが届きます。
- メールのURLをタップ
- 未反映入金を登録
上画像のようなメールが届けばメタマスクからビットバンクへの入金が完了です。
ビットバンクで日本円に換金
続いてビットバンクでETHを日本円に換金してきます。
- 『取引所』をタップ
- 『ETH/JPY』をタップ
- 『注文』をタップ
- 『売り』を選択
- 『指値』を選択(※成行でもOK)
- 売り価格を設定
- 売る数量を入力
- 『注文』をタップ
今回は指値注文で説明していますが、成行注文の方が簡単なので「よくわからない」という方には成行注文をおすすめしています。
資産にJPY(日本円)が反映されれば換金完了です。
日本円を銀行口座に出金
- 『メニュー』をタップ
- 『出金』をタップ
- 『JPY』を選択
- 『銀行口座』を選択
- 出金額を入力
- 『出金内容を確認』をタップ
今回は出金額が3万円以下なので出金手数料は550円となります。
- 『確認コードを送信』をタップ
- 確認コードをコピペ
- 二段階認証コードをコピペ
- 『出金する』をタップ
『出金する』をタップすると下画像のようにメールが届きます。
- URLをタップ
これで日本円の出金が完了しました。
メタマスク|ETHを出金できない時の対処法
ETHを送金できない場合、できることといえば以下の4つです。
- ガス代分の ETH を確保する
- 時間を空けて再度試す
- メタマスクの再ログイン
- メタマスクの再インストール
ガス代分の ETH を確保する
メタマスクから ETH を送金する際は、送金する ETH+ガス代のETHが必要です。
ですので、必ずガス代分の ETH をウォレットに残しておかなくてはなりません。
もしガス代不足で出金ができないのであれば出金する ETH を減らすか、ガス代分の ETH を入金しましょう。
時間を空けて再度試す
ネットワークが混雑しているときは出金に時間がかかることがあります。
対策としては時間を空けて再度出金をするか、ネットワークが混雑していない時間帯を狙って出金をするようにしましょう。
下に Ethereum のガス代がわかるサイトを載せておきます。
こちらのサイトで Gwei が低い時間帯を見つけて出金するようにしましょう。
メタマスクの再ログイン
ガス代は十分にあり、ネットワークが混雑していないのに出金できない場合は、メタマスクの再ログインをしましょう。
再ログインをすると謎の不具合が解消されることがあります。
この時に気をつけるのが、ログイン時にパスワードが必要になるということです。
必ずパスワードと念の為にシークレットリカバリーフレーズを外部に管理しておきましょう。
メタマスクの再インストール
メタマスクの再ログインでも解決しない場合は、メタマスクの再インストールをしましょう。
なお再ログインではシークレットリカバリーフレーズでのウォレット復元が必要になるので、必ず確認と外部に保管をするようにしてください。
メタマスク|日本円に換金する時の注意点
出金先のネットワーク・アドレスを間違えない
日本円に換金する時には、出金先のアドレスやネットワークを間違えないようにしましょう。
上画像でもわかるように、メタマスク内の通貨には通貨銘柄とネットワークが表示されているので必ず確認してください。
出金先のアドレスは通貨とネットワークごとに生成されるので、必ず出金する通貨とネットワークに適したアドレスをコピペするようにしましょう。
(例1)ETH(Ethereum)を出金する場合
通貨名:ETH
ネットワーク:Ethereum
(例2)MATIC(Polygon)を出金する場合
通貨名:MATIC
ネットワーク:Polygon
(例3)DAI(Ethereum)を出金する場合
通貨名:DAI
ネットワーク:Ethereum
出金する通貨の銘柄とネットワークを正しく把握する
通貨の売買は『販売所』で行わない
メタマスクから通貨を国内取引所に出金した後、通貨をJPY(日本円)に換金する作業がありますが、この時『販売所』を利用すると損することになります。
なぜかというと販売所は通常価格よりも割安でしか売却できないからです。
(例)
【取引所】
ETH 価格:543,320円
【販売所】
ETH 売り価格:529,737円(-13,583円)
※2024年6月26日の価格
このように仮に1ETH を売る場合、販売所を利用するとそれだけで約13,000円ほど損することになります。
ですので通貨の売買をする際には、販売所ではなく取引所を利用するようにしましょう。
とは言ってもほとんどの国内取引所は販売所がメインなので「販売所を利用せざるを得ない」というのが現実です。
その点ビットバンクは取引所がメインですので、スプレッドをかけずに通常価格で取引できる銘柄が多いというメリットがあります。
スプレッドで損したくない人はビットバンクを利用しましょう。
国内取引所の『販売所』は、通貨を買う時は割高・売る時は割安でしか取引できない。
まとめ
今回は『メタマスクからETHを出金して日本円に換金する方法』を解説してきました。
今回はこの辺で終わりたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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