「メタマスクでトランザクションエラーになるんだけど何が原因?どうすれば良いの?」
このような人におすすめです。
メタマスク|トランザクションエラーの原因
メタマスクでトランザクションエラーになる原因として一番考えられるのはガス代不足ですね。
メタマスクでは各アクション(送金・スワップ・ブリッジ・ステーキング等)で、ガス代として利用ネットワークのネイティブトークンが請求されます。
トランザクション時にウォレット内のネイティブトークンが足りなくなるとトランザクションエラーとして失敗することになります。
(例1)
メタマスク(Ethereum チェーン)にある USDC を取引所へ送金しようとしたが、ウォレット内の ETH 残高が0だったためトランザクションが失敗した。
(例2)
一度メタマスク(Polygonチェーン)に USDC を送金したが、やっぱり元のウォレットへ戻したくなり、USDC を送金しようとしたがウォレット内に POL 残高が0だったためトランザクションが失敗した。
このようにウォレット内の通貨を動かすタイミングで、利用しているネットワークのネイティブトークンがガス代として請求されるため、常にネイティブトークンを入れておく必要があります。
メタマスク|トランザクションエラーの対処方法
トランザクションエラーの対処方法は以下4つほどあります。
- 不足しているガス代を入金する
- メタマスクの再ログイン
- メタマスクの再インストール
- メタマスクサポートに問い合わせる
不足しているガス代を入金する
ガス代が不足しているのであれば入金をしましょう。
この時に気をつけることは、利用しているネットワークのネイティブトークンを入金することです。
- Ethereum → ETH を入金
- Binance Smart Chain(BSC)→ BNB を入金
- Polygon → POL を入金
メタマスクの再ログイン
ガス代は問題ないのにトランザクションエラーになる場合はメタマスクの再ログインをしましょう。
- 設定を開く
- 『ロック』をタップ
- パスワードを入力
- 『︙』をクリック
- 『MetaMaskをロック』をクリック
- パスワードを入力
メタマスクの再ログインではパスワード入力が必要になります。
ウォレットをロックする前に必ずパスワードとシークレットリカバリーフレーズを確認しておきましょう。
メタマスクの再インストール
メタマスクの再ログインでも解決しない場合はアプリや拡張機能を再インストールしましょう。
なお、再インストールをすると元のウォレットを復元するためにシークレットリカバリーフレーズが必要になります。
再インストールをする前に必ずシークレットリカバリーフレーズを確認して外部に保管しておきましょう。
シークレットリカバリーフレーズの確認方法は下記事をご覧ください。
メタマスクサポートに問い合わせる
- ガス代を入金する
- メタマスクにの再ログイン
- メタマスクの再インストール
これらで解決しないようでしたらメタマスクサポートに問い合わせましょう。
- 右下のアイコンをタップ
- 『Send us a massage』をタップ
- 『MetaMask Support』をタップ
なおメタマスクサポートは日本語に対応していないので、英語が苦手な方はブラウザの翻訳機能を駆使して問い合わせましょう。
メタマスク|関連する問題
保留中のままトランザクションが完了しない
トランザクションエラーと関連する問題として、「いつまでも保留中のままトランザクションが完了しない」という問題があります。
これは本題から逸れますがついでに原因と対処法を解説します。
この「いつまでも保留中のままでトランザクションが完了しない問題」の原因はガス代の設定が低すぎることが考えられます。
メタマスクでは簡単にガス代を低く設定することができるのですが、低いガス代のトランザクションは処理の優先度も低くなり後回しにされます。
そのためいつまでも保留中になりトランザクションが完了しないということになります。
対処方法
保留中のままトランザクションが完了しない問題の対処方法は単純で、トランザクションのガス代をマーケットか積極的に設定することですね。
- ガス代のリンクをタップ
- マーケットまたは積極的を選択
- 『保存』をタップ
マーケットや積極的に設定することでガス代が高くなり、トランザクションが優先的に処理されるようになるので、いつまでも保留中のまま待たされる可能性が低くなります。
まとめ
今回はメタマスクのトランザクションエラーの原因と対処方法について解説してきました。
このようになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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